今年から東京で一人暮らしを始めた女性も多いのではないでしょうか。
一人暮らしは自由で楽しい反面、防犯面で不安を感じる場面もあります。特に、仕事や学校、友人との食事などで帰宅が夜遅くなる場合は、日々の行動に少し注意することが大切です。

オートロックや防犯カメラなど、セキュリティ設備が整った賃貸物件に住んでいても、それだけで完全に安心とは言い切れません。
今回は、一人暮らしの女性が夜遅く帰宅する際に注意しておきたい防犯対策をご紹介します。
1.深夜のコンビニでは周囲を確認する
夜遅くにコンビニへ立ち寄る女性も多いと思います。
深夜のコンビニは明るく、人の出入りもあるため安心しやすい場所ですが、店を出た後に後をつけられる可能性もあります。
実際に、深夜のコンビニを出た後、気付かないうちに男性につけられていたという話もあります。
コンビニを出る際は、周囲に不審な人がいないか確認し、帰宅途中も時々後ろを振り返るようにしましょう。
誰かにつけられているように感じた場合は、そのまま自宅へ向かわず、コンビニへ戻る、交番へ行く、人通りの多い場所へ移動するなどの対応をしてください。
自宅の場所を知られないためにも、違和感を覚えたまま自宅へ入ることは避けましょう。

2.住所が分かる書類を人目にさらさない
コンビニで公共料金の支払いや荷物の発送などを行う際は、住所や氏名が記載された書類の扱いに注意してください。
払込票や配送伝票、レシートなどから、個人情報が分かってしまう可能性があります。
使用後の書類はそのまま捨てず、住所や氏名が分からないように処分しましょう。
コンビニのゴミ箱や自宅周辺のゴミ置き場に、個人情報が見える状態で捨てることは避けてください。
3.購入した物を袋のまま持ち歩かない
深夜のコンビニで購入した物を、透明な袋や店の袋に入れたまま持ち歩くと、生活状況を周囲に推測されることがあります。
化粧品、女性向けの雑誌、少量の食品や日用品など、購入内容から一人暮らしの女性だと判断される可能性もあります。
可能であれば、購入した物は中身が見えないバッグやエコバッグに入れて持ち帰りましょう。
日常の小さな行動から、できるだけ生活状況を悟らせないことが大切です。
4.スマートフォンを見ながら歩かない
夜道でスマートフォンを見ながら歩いていると、周囲への注意が散漫になります。
また、イヤホンで音楽を聴きながら歩くと、後ろから近づく足音や自転車、車の音にも気付きにくくなります。
電話をしながら帰ることも、一見安心に思えますが、会話に集中して周囲への警戒が弱くなる場合があります。
夜遅く帰宅する際は、スマートフォンをバッグにしまい、周囲の音や人の動きに注意しながら歩きましょう。
5.明るく人通りの多い道を選ぶ
近道だからといって、暗い路地や人通りの少ない道を通るのは避けましょう。
多少遠回りになっても、街灯が多く、コンビニや飲食店などがある明るい道を選ぶことが大切です。
お部屋を探す際には、駅から物件までの道を昼間だけでなく、夜にも一度歩いて確認してみることをおすすめします。昼間は安心して見える道でも、夜になると人通りが少なく、暗く感じる場合があります。
6.帰宅ルートを固定しすぎない
毎日同じ時間に同じ道を通って帰宅していると、生活パターンを把握されやすくなります。
可能であれば、帰宅時間や利用する道を時々変えるようにしましょう。
ただし、暗く危険な道へ変更する必要はありません。
安全性の高い道を複数把握し、その中で帰宅ルートを変えることがポイントです。
7.防犯ブザーをすぐ使える場所に入れる
防犯ブザーは、バッグの奥ではなく、すぐに手が届く位置に付けておきましょう。
何かあった時に取り出せなければ、持っていても十分に活用できません。
最近は、キーホルダー型やアクセサリーのようなデザインの防犯ブザーも販売されています。
購入後は、実際に音が鳴るか、電池が切れていないかも定期的に確認してください。
警視庁の防犯アプリ「Digi Police」には、防犯ブザー機能や痴漢撃退機能などがあります。必要に応じて活用を検討してみてください。
8.建物の入口でも油断しない
自宅マンションやアパートの入口に着くと、安心して警戒を緩めてしまいがちです。
しかし、建物の入口やエントランス付近で後ろから一緒に入られる可能性もあります。
鍵を開ける前に周囲を確認し、不審な人が近くにいる場合はすぐに建物へ入らず、少し離れて様子を見るようにしましょう。
オートロック付きの物件でも、住人の後ろについて建物へ入る「共連れ」が起きることがあります。
オートロックだから絶対に安全とは考えず、建物に入る瞬間まで注意してください。
9.エレベーターの乗り方にも注意する
見知らぬ人と二人きりでエレベーターに乗ることに不安を感じた場合は、無理に乗らず、次のエレベーターを待ちましょう。
同乗した場合は、操作盤の近くに立ち、すぐにボタンを押せる位置を確保すると安心です。
自分の部屋がある階を知られたくない場合は、不審に感じた時点で別の階で降りるなど、その場の状況に応じて対応してください。
違和感がある時は、遠慮せず自分の安全を優先しましょう。
10.防犯性の高い物件を選ぶ
一人暮らしの女性にとって、物件選びは重要な防犯対策の一つです。
オートロックや防犯カメラの有無だけでなく、次のような点も確認しましょう。
・駅から物件までの道が明るいか
・周辺にコンビニや交番があるか
・共用廊下や階段が外から見えにくくないか
・郵便受けに鍵が付いているか
・玄関や窓の防犯性に問題がないか
・夜間の人通りや周辺環境に不安がないか
設備だけでなく、周辺環境や帰宅経路まで含めて確認することが大切です。
女性が夜に一人で歩く際の防犯チェック
夜遅く帰宅する際は、次の点を意識しましょう。
・明るく人通りの多い道を選ぶ
・スマートフォンを見ながら歩かない
・イヤホンの使用を控える
・時々後ろを確認する
・帰宅ルートを固定しすぎない
・防犯ブザーをすぐ使える場所に付ける
・不審な人がいたら自宅へ直行しない
・建物の入口やエレベーターでも油断しない
・交番やコンビニなど逃げ込める場所を把握する
特別なことをするというよりも、日頃から警戒心を持ち、隙を見せないことが大切です。
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