敷金礼金ゼロゼロなのに初期費用が高いのは何故？
近頃はお部屋探しの際 敷礼0、仲介手数料も0で初期費用がかからないですよーという謳い文句の不動産屋さんも多いですね
初期費用を抑えたいという方は結構多く、条件に敷礼０を上げるお客様ももいらっしゃいます。
初期費用は
敷金1ヶ月、礼金1ヶ月と前家賃や日割り家賃、仲介手数料や保険、あとは鍵交換代などがかかってくるため
一般的に家賃の4ヶ月～6ヶ月分かかると言われています。
敷金、礼金0であれば単純に考えて家賃2ヶ月分、初期費用から浮くことになります
例えば…
6万円の物件を契約をする場合であれば敷礼ゼロゼロで12万円もお得！
……と、一筋縄でいけば確かにとってもお得なのですが
実際そうもいかないのが敷金礼金ゼロゼロ問題。
敷礼ゼロゼロ物件の注意点
敷金礼金ゼロ！は不動産屋さんの広告にも大きな文字で記載されている事が多いですが、
図面の右下の方に「備考欄」がございます。そちらのご確認をお忘れなく。
敷金礼金ゼロ物件の場合
部屋消臭代○円・△△会費○円・緊急サポート○円などと記載されているケースが多く
これは初期費用としてお支払いする事になり、合計すると大体お家賃の１ヶ月分程になってしまいます。
また、気をつけて欲しいのは敷金。
敷金はゼロであっても、１ヶ月であっても金額は全く変わりません。
敷金ゼロでも敷金１ヶ月でも支払い金額は変わらない理由
退去時にはハウスクリーニング代を支払う義務があるのですが、
敷金ゼロの物件はハウスクリーニング代として初期費用として必要になります（名目が敷金からハウスクリーニング代に変化しただけです）
先程の6万円を例に上げ、仮にハウスクリーニング代が3万円だと仮定します。
敷金ゼロ物件＝敷金の変わりにハウスクリーニング3万円が必要
敷金1ヶ月物件＝6万円を預け入れハウスクリーニング代3万円を差し引き3万円が返金される
という事になります。
敷礼ゼロゼロ物件でも結局、敷金1ヶ月、礼金１ヶ月の物件と初期費用はほとんど変わらない事が多いですので、お部屋探しの参考になさって下さいね。
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