賃貸物件オーナーの皆様、初夏の日差しが増えてきました今日このごろいかがお過ごしでしょうか?
オーナー様からの困り事で、昨年末ぐらいからよく聞かれるようになった事があります。
入居者の退去後に、部屋の掃除・リフォームの為に室内に入っても電気が付かず、業者さんが作業できなかった!!という困り事です。
昔は、『アナログ式電力量計』といいまして、電気の消費量に比例して、電気メーターの歯車がクルクルと早く回るものでした。
このタイプの電力量計はブレーカーさえ上げればいつでも電気が通りました。
入居する時も、電気会社へ連絡をして使用開始日を伝えて、電気料金の契約者の変更の連絡をしたものです。
『アナログ式電力量計』
ところが、その『アナログ式電力量計』が今『スマートメーター』という、デジタル式の電力量計に徐々に取り替えられてきております。
スマートメーターは、国の政策として、2020年代に出来るだけ早く、全世帯・事業所に導入する目標が掲げられており、全国の10電力が責任を持って設置することになっています。設置されるスマートメーターは10電力会社の持ち物となり、設置費用は無料なんですよ。まさに国策ですネ。
『スマートメーター』
スマートメーターへの交換タイミング
築50年近い中古戸建てに住んでおります友人が、現在50アンペアをもっと低く変更したいのだけど、配電盤が古すぎて、別途工事が必要になり工事費がかかるとボヤいておりました。別途工事をするまではないかな、、、と仕方なく少々高い50アンペアの基本料金で過ごしておりました。ところが、このスマートメーターに変更することにより、室内の工事がなくてもアンペア変更がスマートメーター内でできるので、念願のアンペアの変更ができたと言っておりました。 このようなタイミングでスマートメーターに交換するケースもあるようです。
また、電力自由化により、電力会社を変更するときにも交換のタイミングとなるようです。
なので、複数戸のアパートでもアナログ式電力量計のお部屋と、スマートメーターに切り替わっているお部屋と混在しているのが現状です。
新しい新築物件は初めから、全室スマートメーターになっていますね。
ある程度まとまった地域を一斉に取り替えるケースもあるようです。
国策である、スマートメーターへの交換メリットって??
メリットとしては、遠隔操作で30分ごとの使用電気量が見える化されてるため、個々人が電気の使い方に気をつけ、節電できるようになる。
遠方に離れた親族の電気の使用量がわかり、見守り機能として使える。
メーターの検針員の作業が不要となり、電力会社にとって大きなコスト削減になる。
また、日本の各都道府県の、あらゆる季節の、あらゆる時間帯での国民の電気用使用状況のデータが取れれば、今後の電力発電、新しい電気商品の企画などにも役立つでしょう。
また遠隔操作で通電のオンオフもできるので、火災時などの電力を止めるなどの対応も可能となるのではと考えられます。
まさに、スマートメーターはまさに日本が未来へと進む、IoT機器なのです。
賃貸物件の清掃・リフォーム時は?
既に契約している電力会社へ連絡をとれば、すぐに電気を開通してくれるそうです。
あれれ~、困った、今日業者が作業できないじゃん!などという時は以前から契約していた電力会社へ連絡してみて下さい。
なんかガス開栓とにている気もしますが、スマートメーターならそれよりはスピーディな開通かもしれません。
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